光増感剤『NFシリーズ』

NF series

光増感剤『NFシリーズ』とは

硬化性能を向上させる目的で使用され、塗料、印刷材料、フォトレジスト、接着剤等の用途で幅広く使用されております。光重合開始剤との併用にて、吸収の小さい長波長の光を利用することができ、深部硬化の促進も可能です。光増感剤使用による高感度化により、光重合開始剤の添加量を減らすことが可能です。また、光遮蔽剤の性質を利用し、基板のガラスエポキシ樹脂に混合して、両面から露光する際に反対側に光が漏れないように裏写り防止剤としても使用されています。

製品画像

用途例

スマートフォン

車載用ナビ

PC

ゲーム機

当社の光増感剤 3つの特徴

  • 01
    1. 長波長域に特化した製品が多数
    2. 特にh線(405nm)に高い吸収のある製品を取り揃えており、各種レジスト(ドライフィルムレジスト等)の実績が多数ございます。
  • 02
    1. 高感度型
    2. 少量の添加量で高い増感効果を発揮します。
  • 03
    1. ユーザーの要望に合わせたカスタマイズが可能
    2. ご要望に合わせた構造設計を行い、少量生産にも対応しております。

製品ラインナップ

製品名 骨格 外観 極大吸収波長(nm) 極大蛍光波長(nm) 融点(℃) 分解温度(℃) 開発ステージ スペクトル
データ
CO 01 クマリン型 CO 01 371 433.0 69-71 276.7 Commercial
PY 01 ピラゾリン型 PY 01 387.0 476.0 188-192 318.3 Commercial
PY 02 ピラゾリン型 PY 02 357.7 437.0 150-153 293.8 Commercial
TH 01 チオフェン型 TH 01 375.0 436.0 197-202 343.5 Commercial
NA 01 ナフタレン型 NA 01 379.0 444.0 167 412.9 Commercial
CO 02 クマリン型 CO 02 438 491.0 230-234 339 Laboratory
CO 02-AC クマリン型 CO 02-AC 432.5 477 152-159 269.7 Laboratory
CO 05 クマリン型 CO 05 401.0 476.4 190 363 Laboratory
CO 06 クマリン型 CO 06 349.8 446.0 223 339 Laboratory
Py A ピラゾリン型 Py A 409.0 460.6 191-193 377.3 Laboratory
Py B ピラゾリン型 Py B 416.0 465.2 198-200 361.2 Laboratory
Py C ピラゾリン型 Py C 399.5 462.8 195-197 348.9 Laboratory
Ox A オキサゾール Ox A 369.0 429.6 259-261 360 Laboratory
Co A クマリン型 Co A 401.5 475.8 157-159 327.4 Laboratory

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実際の色味の確認をご希望のお客様は、下記お問い合わせ先まで資料のご請求をお願い致します。

スペクトル

当社の光増感剤と汎用的な光重合開始剤のスペクトルを比較していただけます。スペクトル下部アイコンで、表示/非表示を切り替えることができます。

 

   

凡例
  • 651タイプ:2,2-ジメトキシ-1,2-ジフェニルエタン-1-オン
  • 1173タイプ:2-ヒドロキシ-2-メチル-1-フェニル-プロパン-1-オン
  • 184タイプ:1-ヒドロキシ-シクロヘキシル-フェニル-ケトン
  • 2959タイプ:1-[4-(2-ヒドロキシエトキシ)-フェニル]-2-ヒドロキシ-2-メチル-1-プロパン-1-オン
  • 907タイプ:2-メチル-1[4-(メチルチオ)フェニル]-2-モリフォリノプロパン-1-オン
  • 369タイプ:2-ベンジル-2-ジメチルアミノ-1-(4-モルフォリノフェニル)-ブタノン
  • TPOタイプ:2,4,6-トリメチルベンゾイル-ジフェニルフォスフィンオキサイド
  • 819タイプ:ビス(2,4,6-トリメチルベンゾイル)-フェニルフォスフィンオキサイド
  • Cl-HABIタイプ:2,2′-ビス(o -クロロフェニル)-4,5,4′,5′-テトラフェニル-1,2′-ビイミダゾール

製品カタログ/技術資料

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